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プロジェクト第2弾 「SPACE HAL 2018 」

2018年8月17-19日、みどりアートパークにてAETICA Projectは第2弾プロジェクト「SPACE HAL 2018 」を開催致しました。ご来展いただいた皆様に、HALとともに心より感謝を申し上げます。

同展で学んだことを生かして、第3弾プロジェクト「アーツ&クラフツ個展フェスタ」の準備を進めております。先立って開催された「SPACE HAL 2018」のスナップをご覧ください。

SPACE HAL 2018
アーティストを目指すeカキテツ年HAL(15)の絵、セルフィ、プラレール、そしてHAL自身。

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アーツ&クラフツ個展フェスタ

2018年9月22日から9月24日の3日間、横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク ギャラリー(長津田)にて、AETICA Project 主催による展覧会「アーツ&クラフツ個展フェスタ」が開催されます。

本展は、横浜市を中心とする神奈川県、東京都のアーティストたちによる、絵画、イラスト、写真、篆刻、ペーパーアート、ジオラマ、ウクライナ刺繍など、多彩なジャンルの作品を展示するミックス ジャンルの展覧会です。

展示スタイルはそれぞれ独立したスペースに展開する個展スタイルが基本。アーティストたちが作品発表により独自の世界観を表現します。

そして、スペースデザインは建築家の相原聰(有限会社相原聰建築設計所 代表取締役)が手がけ、アーティストたちの個性と創造性が炸裂する会場全体を、アーツ&クラフトのお祭空間にまとめあげます。

今年のシルバーウィーク、最後の連休の3日間限定で出現する、不思議な魅惑とインスピレーションに満ちたフェスタの街へ、ぜひ遊びにいらしてください。

開催日時: 2018年9/22(土) 13:00-18:00、9/23(日) 10:30-18:00、9/24(月/休) 10:30-16:00

会場: 横浜市緑区民文化センター みどりアートパーク ギャラリー (横浜市緑区長津田二丁目1番3号)  http://www.m-artpark.com/

入場無料

主催:AETICA Project (相原夕佳)

後援:有限会社相原聰建築設計事務所

アーティスト:相原聰/興水進(建築ディテール写真)、大倉一枝(ペーパーアート)、大倉浩司(ジオラマ)、エレナ・バンシ(絵画・イラスト)、葉月怜緒(イラスト)、イリナ・べトロワ(ウクライナ刺繍)、HAL(絵画など)他

キュレ―ション:相原夕佳  スペースデザイン:相原聰

共感できない語り手 ―佐藤亜紀著 『ミノタウロス』

小説を読み耽りたいという願望を抱えながら、選択基準が厳しすぎて、読みたい作品がなくなってしまった。無駄にわかりやすく書かれた文章には興味が湧かないし、下手な翻訳も許しがたい。不勉強なせいもあるが、選り好みが激しすぎて読書から遠ざかりつつあった。しかしやはり、デジタル画面よりも紙上の活字で小説を読みたいとを欲するので、佐藤亜紀の本を手に取ることとなった。今、私の脳は、日本語ではこの作家の作品しか読みたくないらしい。

と、いうわけで、第一次世界大戦前後、ロシア革命の最中という激動期のウクライナが舞台の『ミノタウロス』を読破。西洋史に絡む題材が多いが、手法もモチーフもヴァラエティに飛んでいるのが彼女の作品の魅力でもあるが、この小説は、私がこれまで読んできた彼女の作品―『バルタザールの遍歴』、『雲雀』、『天使』、『醜聞の作法』―とは趣が異なり、これらの作品から入った読者が期待する優雅さが量的に不足している。ハードボイルドな戦闘シーンの緊迫感もまた彼女の作品の特徴であるが、『ミノタウロス』にはその要素が過剰であり、身の毛もよだつような残虐なシーンが読み慣れ飽きるほどに頻出する。

しかし、それはさておき、この作品は恐らく作家が意欲的に挑戦したと思われる独創的な手法で描かれている。と、私の脳は解釈した。語り手は、成り上がり地主の父とインテリ階級出身の母の次男として誕生したヴァシリ・ペトローヴィッチ(ヴァーシャ)。生前の父の話から、一貫して彼の一人称の語りで物語が進行する。ヴァーシャが「信用できる語り手」か「信用できない語り手」かについても議論が可能だろうが、彼はそれ以前に「共感できない語り手」である。
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