真央に捧ぐオマージュ ―平昌オリンピックにおける浅田真央の存在感

浅田真央は公式には平昌オリンピックに全く関与していない。引退したかつてのメダリストがオリンピックで解説者やレポーターとして活躍するのはよくあることだが、オリンピック関連のテレビ番組に現在の浅田真央がテレビに登場することはない。その理由について詮索することは控えるが、彼女の不在はあまり問題でない。いまやどんな競技会でも彼女の存在感をたっぷりと感じ取ることができるのだから。 平昌オリンピックのリンクで繰り広げられるフィギュアスケート競技を観戦しながら、浅田真央の美意識やアスリート魂が多くの選手たちに受け継がれていると感じた。偶然の一致かも知れないが、浅田真央へのオマージュと解釈できる要素を含んだ演技が多々見られるのである。

フィギュアスケート最中応援!宇野昌磨の四季交響曲「冬」

ついに幕開けた冬季オリンピック。今回のプログラムを紹介しながら、フィギュアスケート選手たちへ直前、いや最中のエールを贈ることにする。最初に取り上げるのは、最初の栄光に輝いた宇野昌磨。団体戦予選でいち早く幕開けたフィギュアスケーターたちの闘い。男子シングルでは宇野が圧勝し、日本チームにとって幸先の良いスタートとなった。

平昌オリンピック開幕 ―フィギュアスケート男子シングルにおけるクロスジェンダー・パフォーマンスの行方は?

2018年冬季オリンピックが開幕した。応援専門分野である男子シングルで特に注目している選手は、日本の3選手の他、アダム・リッポン(アメリカ)とミーシャ・ジー(ウズベキスタン)。いわゆる4回転ジャンパーではない彼らを選ぶのは何故? という疑問を抱かれることだろうが、それは私が「フィギュアスケート男子シングルにみるジェンダー・クロッシング」の論文筆者だから