宮原知子のSP「さゆり」 ~日本美をフィギュアスケートで舞う

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サトコさん、自己ベスト更新おめでとう!フリーも自己ベスト目指して頑張って!
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団体戦予選女子シングルSPを直前に控え、宮原知子のSP「さゆり」について大急ぎで調べた。モチーフは、昭和初期の京都、祇園を舞台にひとりの芸妓の生涯を描いた小説『さゆり』(原題:Memoirs Of A Geisha)。アメリカの作家アーサー・ゴールデンによる全米ベストセラー小説であり、日本でも翻訳で出版されている。

実はまだ読んだことがないのだが、世界中に受容された日本美の様式が凝縮された文学作品なのだろう。オリンピックで表現するのに最適な素材といえるだろう。世界中の人がまさに「観たい」日本の美を見せてくれる。しかも、フィギュアスケートで。

宮原の「さゆり」は、全体で作品の世界観を表現するだけでなく、ステップシークエンス日本舞踊を舞う。フラメンコやバレエをフィギュアスケートで表現するより格段に難しい、高難度な文化翻訳である。衣装は可憐なペールピンク。特に和服の要素は感じられないが、舞妓の少女をイメージさせる秀逸なデザインである。記憶する限り、宮原が競技で初めて着るカラーであるが、実によく似合う。これまで優等生宮原に欠けていた、というより封印されていた本来の魅力を十分に引き出している。

世界最高レベルの彼女のスピンも、期待されている「和」の美を表現するのに相応しい。団体戦女子SPでは、着実に要素をこなして彼女本来の魅力を発揮して、世界中を魅了して欲しい。

宮原知子オフィシャルブログ

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